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ローカル発注

今県議会では議案の勉強会があっています。

昨日人事院勧告の 給与減額議案が提案され賛成者多数で可決されました。
議案に対して討論に立った県議が最終的には賛成の起立をしました。これは組合も妥結をしていたからだと思いますが 若干の違和感も禁じ得ません。 県議会も色々あります。

勉強会ではローカル発注の件が論議されました。

現在 嘉瀬で県立病院好生館が そして新鳥栖駅前では 重粒子線施設の佐賀ハイマットが建設中です。我々は建設に当たって 下請及び資材では県内業者を数多く使うようにと強く 執行部に申し入れをしていましたが 残念ながら十分にその意思が伝わっていません。

好生館の工事では 下請+資材が268社仕事をしていますが そのうち県内企業が139社
県外業者は129社となっています。県内割合は51.9%。かろうじて50%を上回っていますが
我々の要望とはまだまだ開きがあります。しかも、設計企業体が 日建設計と福岡の三島設計でしたが 工事の途中で三島設計がなんと倒産。 その報告は議会には無し。独立行政法人であり三島設計の担当者が日建設計に来たので業務の支障が無いとの答弁。これには呆れました。
議会軽視も甚だしい! きちんとした説明を求めたいと思います。

ローカル発注でもっとひどいのが 九州国際重粒子線がん治療センター( ハイマット)工事。
下請+資材の業者数は168社。 そのうち県内企業はなんと 17社!一割、10%にも満たない事実が判明しました。 これは9月議会でハイマットを視察したおり 私が下請状況を聞いてから
表に出て来たもの。残念でたまりません。これだからスーパーの頭の県内工事はダメなのです。
まさしく騙されたと感じています。

県内企業で出来るものは県内で!これは基本です。これからももっと強くローカル発注を要求していきます。

 

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