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生物多様性の地域づくりと幕末佐賀城下まちづくり構想

今日 佐賀県立美術館の横にある南堀に係留してある 屋形船の船中で佐賀城下まちづくり実行委員会の講座が開催されたので参加して来ました。
二人の講師とも素晴らしいお話でいつか多くの人に聞いてもらいたい。そう思いました。

テーマと講師は
1. 生物多様性とは何か 〜 その意味と保全、佐賀県の現状について 〜
佐賀県立厳木高校 教諭 中原 正登 先生

1. 田んぼの食物網
・ゲンゴロウは絶滅の危機
・佐賀県のレッドリスト

2. 生物多様性国家戦略
・政府による策定義務
・生物多様性の3段階

3. 生物多様性の保全の目的
・生物多様性は人類にとって貴重な資源である
・原発事故で考えたこと

4. 原生的自然と二次的自然

5. 日本の生物の絶滅危惧種のシンボル的な動物は?

6. 佐賀平野・有明海の成り立ちと生き物

7. 魚類学的水循環の崩壊

8. 外来種問題
・遺伝子汚染 など

9. まとめ

 

2. 幕末佐賀城下まちづくり構想
NPO九州さがプロジェクト 世話人 原田 彰 先生

1. 生物多様性の地球づくり( ミツバチ失踪の教訓 )
1) 佐賀城下周辺のまちづくり( 多様な生き物と人が共に生きる地域づくり)
2) ポン太の宝島( デ・レイケの導流堤の保全と環境の島の復活を。)
3) 生物多様性プレ基本計画 ( 佐賀県全域を多様な生き物が生育する特別地域に )

2. 幕末佐賀城下まちづくり200年構想
1) 佐賀城下絵図を活用したまちづくり
2) 豊かな多布施川の再生
3) お濠めぐり舟 ( ドンコ舟 )とお濠めぐり調査船 ( 屋形船 )の活用
4) 赤松小学校の子供達や佐賀城内の自治会とのコミュニケーションの活性化

3. 生物多様性保全活動促進法について ( 平成23年12月以内に公布予定 )

生物多様性とは ( 3つの多様性 )
・生態系の多様性 ( 森林・里地里山・市街地・河川・湿原・干潟などの自然 )
・種の多様性 ( 動植物 から細菌などの微生物にいたるまでの生き物 )
・遺伝子の多様性 ( 同じ種でも形や模様、生態の多様な個性 )

の3つを言いますが ここではもちろん 生態系の多様性をについての議論です。
21世紀は環境の世紀と言われています。
多様な生き物は様々な危機にひんしているのが現実です。
佐賀には里地里山など沢山の自然がまだ多く残っています。

「 自然の中で生きている。いや、生かされている 」
貴重な生き物との共存共栄〜多様な生き物と人が共に生きる地域づくり〜
しっかりと取り組んで行きましょう。

「 生物多様性のまちづくり」佐賀から全国に発信を!

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