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鹿野農水大臣来佐

午前中は、城内南堀での花見に参加。
桜の花びらが舞い散る中 、風情ある花見を楽しむ事が出来ました。
( 実は、午後から車での移動があり、酒は飲めず。烏龍茶での乾杯 ) (^_^;)

小城の春雨祭りにもお誘いを受けましたが、城内が早かったので失礼しました。

 

今日 鹿野農水大臣が初めての佐賀入り。
午前中に鹿島百貫漁港での現地視察と地元の方々との懇談会の後

午後1時から、福富ゆうあい館での「 有明海再生に向けた鹿野農林水産大臣と
佐賀県関係者との意見交換会 」が開催され、出席して来ました。

鹿野農水大臣の挨拶、そして農水省 實重農村振興局長の「諫早湾干拓堤防排水門の開門
について 」の説明がありましたが、開門に対する地元の .防災・営農・漁業の懸念から
始まりましたが、過去の説明の域を出ませんでした。

その後意見交換会。佐賀県関係者にとっては始めての直接担当大臣と意見交換会です。

参加者は有明海沿岸市町水産振興協議会の5首長はじめ、佐賀県有明海漁業協同組合
の組合長、専務他総計31名の組合員。

冒頭から鹿野農水大臣の、ケース3-2の制限開門を基本としてという
発言に対する不満の声が続きます。全開門は何故出来ないのか?

 

閉め切って以来、3000人いた漁業者が現在は1200人に減った。
安定した漁業を営む為には、元の有明海に戻す事が絶対に必要。

水質、底質も変わった、潟の臭いがひどい、海水の色も変わった。
果たして調整池の水位を維持した制限開門( ケース3-2 )で
潮流、流速等々がほんとうに測れるのか、変化はあるのか?

開門は手段で、最終的には調査をする事が目的。
どこの場所でどの様な調査をするかが重要。

漁業者には様々な形態がある。調査する場所を広くとって、
多くの人に自分の仕事場はどんな影響があるのかを調査してもらいたいと思っている。

是非、佐賀県単独でなく長崎県も入れて、農水省を含めた
三者の話し合いの場を設定して欲しい。

等々、様々な意見が出ました。
1時間ではとうてい足りないと感じたのは、私一人ではないと思います。

是非鹿野農水大臣には、再度佐賀県に足を運んでもらい漁業者の方と
更なる意見交換をやって頂く事をお願いすると同時に、

長崎県も含めた話し合いの場を、必ず設定して頂く事を強く要望します。

 

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