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ニューリーダー育成塾

午前中は自民党青年局主催の ニューリーダー育成塾に出席。
講師は、河野太郎衆議院議員。テーマは「 自民党のあるべき姿 」

今 巷では、民主にガッカリ、自民にコリゴリと言われている。

1989年のベルリンの壁崩壊で南北冷戦時代が終焉し、自民党の存在価値が薄れて来た。
そして、2009年の総選挙で自民党の55年体制が完全に終焉を告げた。

冷戦定義が終わった後、自民党として新しい目的・定義を作って出直さなければならない。
がしかし、まだ引きずっておられる先輩議員が多すぎる。

民主党は労働組合をバックにして大きな政府を作り、そこにお金を集め再分配をする政党。
いわゆる、バラマキ = 子ども手当、高校授業料無償化、高速道路無料化等々

今までの対社会党、共産党時代はピザの大きさから違った。
しかし、今は自民党も民主党もピザの大きさは同じ。

相違点は、民主党は一つのピザを一枚づつ、同じ大きさ ( 平等 )に切る。
自民党は一枚づつの大きさに大小はあるが、ピザそのものを大きくしていく。

今日の講演のキーワードは、経済成長と成長戦略。

一つは、再分配の民主党と経済成長の自民党の違いを鮮明にすること。
今日から明日へ、子や孫の時代に繋いでゆく、経済成長路線を自民党はとって行く。

シャープ氏曰く「 富の再分配をしようと思ったら、富を増やさなければならない 」

具体的には、規制の撤廃=国を開く。積極的に推進し、効率的で公平なマーケットをつくる。
農業は人口現象が進む中、米、農産品等は付加価値を付けて香港、中国に売り込むべきだ。

 

二つ目は、成長戦略。全て東京で物事を決めるのは良くない。
中央の状況と地方の事情は異なる、官庁で全て一元化は即刻やめるべき。

地方に権限と財源を譲るべき。

消費税も10%迄は国が受け取り、基礎年金等に充当する。
10%以上は地方の財源として、地方の裁量とすべき。

道州制へ移行し、公務員、議員の数を削減する。
多すぎる既得権の撤廃を速やかに行うべき。

東洋大学 田渕教授が研究する、アメリカにおけるシティーマネージャー制度も参考になる。

 

大変明確で わかりやすい、素晴らしい講演をして頂いた。

古い体質 ( 与党・55年体制 )からの脱却を進め、経済成長と成長戦略を明確に
全面に打ち出す新しい自民党を早急に再構築するべきであることは理解します。

TPPに対する見解は金融・医療等に至るまで、もっと持論を展開して頂きたかった。
時間が無く、原発の話が聞けなかったのも残念でした。

地方の事も理解できておられる部分も散見したが、やはり神奈川という人口密集地の選出。
総裁を目指されるならば、地方の隅々まで足を延ばし、もっと切実な声を聞く事も重要。

そして、守旧派との対決だけでは無く、納得させるだけの度量の大きさを
身につけられることを期待したい。

 

知識も豊富で理路整然と話をされる先生は、えてして一歩通行になる可能性も多い。

是非、考えを異にするまた同じくする自民党の若手議員と何人かで、
ディベートをやってもらいたい。

中谷 元先生の「 なぜ自民党の支持率は上がらないのか〜政変願望 」を読み始めた。
読み比べてみたいと思います。

 

午後は、佐賀県体操協会総会に副会長として出席。

H25年3月 に全国高等学校体操競技、新体操選抜大会があり、
また H25年度全国高等学校総合体育大会が北部九州4県で開催されます。

他にもかささぎ杯はじめ、数多くの大会が開催されます。
先生方、役員の皆さん本当にご苦労様です。よろしくお願い致します。

 

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